代表者 熊谷 圭二郎 (くまがい けいじろう)

大学教授。公立学校の教師として実務経験があり,協働的活動を活性化する学級経営やアクティブ・ラーニング型授業の実践,臨床心理士の資格を持つ教育相談担当としてカウンセリングやコーチングなどの活動を行う。

東日本大震災では、津波被害の大きかった地域で教員として勤務しながら、被災者へのカウンセリング活動にも携わる。震災により、宮城に住む父をはじめ多くの大切な人を喪い、人と人とのつながりの重要性や、学校を拠点とした心理社会的ケアの必要性を実感する。

この経験を契機に、協働的な教育実践や学級経営に関する研究を進め、早稲田大学大学院にて博士号(教育学)を取得。現在は大学において教員養成に従事する傍ら、教師や対人援助職を対象とした研修・支援活動、コーチングなどにも積極的に取り組んでいる。加えて、学級経営コンサルティングや、学級経営・コーチングに関する勉強会の運営も行っている。